軸と軸受け部のように、相対的にこすれながら滑り合う部分をいう。摺動部には滑り軸受けのような回転摺動、スラスト軸受けのような面摺動、スプラインのようなスライド摺動がある。摺動部にはいずれも潤滑が必要であり、潤滑が不足すると軸受け部では焼き付きが起こり、スプライン部では固着が起こる。あるいはフレッティング摩耗で歯が細り、機能を消失する。設計的にはPV値が限界を超えないよう管理する。 用語解説一覧へ戻る